Power BI道場 スライサーについての詳細

Power BI

初めての人はスライサーって何?
と疑問に持つと思います。

スライサーはレポート上に設定する抽出条件です。

わかりやすいスライサーを設定することは、レポートの操作性を高める上で大切です。
実践でよく使う方法についてまとめましたので御覧ください。

データを抽出する機能は他に2つあります。
機能によって得意不得意が違います。
もし違う抽出方法について知りたい場合は下の記事を参照してください。

スライサーグラフの種類の一つ。・わかりやすい
・複数条件を設定できる
フィルター画面右にあるデフォルトの抽出メニュー・複数条件を設定できる
・複雑な抽出をできる
相互作用グラフのクリックでできる抽出・抽出は1項目のみ
・強調表示も可能

基礎 スライサーの設定方法

  1. 視覚化パネルからスライサーを選択
  2. フィールドから項目を選択し、フィールドにセットする
  3. スライサーの表示を変えたい場合は右上の下矢印から選択する

スライサーの種類

種類内容利用できるデータ型
一覧値の一覧をすべてチェックボックスの形で表示します文字列、数字、日付
ドロップダウンクリックすると一覧が表示されます文字列、数字、日付
指定間の間スライサーを表示。横の〇をスライスする事で範囲を選択する数字、日付
相対日付今日の日付や数日前からと指定する条件日付

応用 スライサーをひと手間で使いやすくする

複数選択する方法

Ctlをクリックしながら選択すると複数選択できます。
これを知っている人はごく少数なので、設定の変更をおすすめします。

  1. 書式を選択
  2. 「Ctlキーで複数選択」をオフにする

ボタンのようなタイル型のレイアウトに変更

タブレットを考えた場合ボタン選択の方が便利です。

その設定は次のようにします。

  1. 書式を選択
  2. 全般の中の方向を「横」に変える

複数ページでスライサーを同期する

ページ1のスライサーの抽出設定を自動でページ2に反映する事ができます。
それが「スライサーの同期」の機能です

  1. 「スライサーの同期」を選択
  2. 同期の設定をします。
     左の同期アイコン:選択した抽出を同期するページを選択。
     *ページ1でパンを選ぶとページ2もパンのみ抽出されます
     右の表示アイコン:スライサーを表示するかどうかの設定。
     *ページ1で作成したスライサーが、ページ2の同じ位置に表示されます

応用 こんな時はどうする?

文字列で検索したい。単一の日付で検索したい

方法1 Microsoft365の職場もしくは学校アカウントがある場合
  ”Smart Filter by OKViz”のアドオンをインストール

この方法が一番簡単で一番使い勝手が良いです。
“Smart Filter by OKViz”は高機能な検索アドオンです。

  1. 「…」のアイコンをクリック
  2. 「その他のビジュアルの取得」をクリック
  3. 「Smart Filter by OKViz」で検索して追加する
  4. アイコンは視覚化パネルの下に出るので選択して使用する

方法2 フィルターを使用する

文字列検索と日付のカレンダー選択ができます。

Power BIに慣れていない方にはわかりにくいのが欠点です。

まとめ

スライサーはひと手間かけるだけで使いやすくなります。
ぜひ工夫して使ってください。

最後にスライサーが必要な理由を1つ説明します。

Power BIはグラフのクリックで抽出できるからスライサーはいらないのでは?
と感じる方もいると思います。

その理由は抽出条件を複数指定するためです。

グラフのクリックで表示を絞り込んだ場合、最後の1つしか有効になりません。
例えば
 期間:2020年8月
 商品:パン
の売上を見るため、期間→パンの順にグラフをクリックしたとします。
この時表示されるのは、全期間のパンの売上です。

期間のスライサーを作成することで対応することができます。

これはレポートを提供する上でとても大切です。
というのも知らない利用者が多いからです。
全期間のパンの売上を8月の売上と勘違いしたらたいへんなことになります。

多くの人に使われるレポートを作るほど、誤解が起きないようにスライサーをうまく設置することが大切となってきます。

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