Power BI道場 地図機能でレポートの見栄えを良くする

Power BI

地図表示はBIツールの花形です。

地図を使う事でダッシュボードがとても華やかになります。

この記事では

  • 様々な地図の表示方法
  • 地図用データの準備方法

など実践で役立つ内容を紹介します。

基礎 地図グラフの作成

  1. 視覚化パネルから「マップ」を選択
  2. 場所に地名情報、サイズに値をセット
    例 地名:都道府県、サイズ:売上
  3. 書式の「バブル」のサイズを調整する

以上で地図表示ができるようになります。

私の作成した地図はこのようになりました。

応用 地図で認識できる県名と国名について

使える地名データは公式資料で確認できませんでした。

ですので、個人で調べた結果を公開します。

結果

  • 認識可能:県名
  • 認識不可:県名(県表示なし)
         県名 + 市町村
  • 階層表示で認識可能:市町村
県名県名(県表示なし)市町村県名+市町村
東京都東京江東区東京都 江東区
東京都東京武蔵野市東京都 武蔵野市
東京都東京港区東京都 港区
東京都東京文京区東京都 文京区
埼玉県埼玉所沢市埼玉県 所沢市
神奈川県神奈川横浜市神奈川県 横浜市

市町村は使い方によって、正しく出たり出なかったりするので注意が必要です。

次の同じ名前の市町村名をサンプルとして使います。

県名市町村
北海道池田町
福井県池田町
長野県池田町
 岐阜県池田町

都道府県 → 市町村

の階層データを作って展開すると次の結果となります。

  • 正:階層内で1レベル下
  • 誤:階層内の次のレベル(↓↓)

↓↓のアイコンを使うと問題があることがわかりました。

↓↓アイコンの非表示の方法
*注意PC版は非表示にできません。Web版のみです。

ビジュアルヘッダーの書式設定で変更します。

利用できる国名データについて

次の表の全部を認識できました。

日本語、2文字と3文字の文字コードと英語です。

韓国の正式な英語名は「Korea, Republic of」ですが、通称でも表示できています。

日本語2文字3文字英語
日本JPJPNJapan
韓国KRKORKorea
中国CNCHNChina

応用 緯度/経度データの準備方法

店舗の所在地などを表示するには緯度と経度のデータを用意します。

geocodingというgoogleのWebサイトで検索して、緯度と経度情報を取得します。

一つ一つ手で検索してもできますが、一括で行う方法を説明します。

入力データ

表示結果

Google スプレッドシートの場合

次の計算式をシートに張り付けてください。

入力値意味
A列[ 検索文字列 ]検索したい文字列を入力
B列=”https://www.geocoding.jp/api/?q=” & INDIRECT(“A” & ROW())A列を検索するURLを作成
C列= IMPORTXML((INDIRECT(“B” & ROW()),”//result/coordinate”)経度
D列緯度
E列経度の60進数表示
F列緯度の60進数表示

Excelの場合

入力値意味
A列[ 検索文字列 ]検索したい文字列を入力
B列=”https://www.geocoding.jp/api/?q=” & INDIRECT(“A” & ROW())A列を検索するURLを作成
C列=WEBSERVICE(INDIRECT(“B” & ROW()))取得結果
D列=FILTERXML(INDIRECT(“C” & ROW()),”//result/coordinate/lat”)取得結果から経度を取得
E列=FILTERXML(INDIRECT(“C” & ROW()),”//result/coordinate/lng”)取得結果から緯度を取得
余談

県名や市町村名を使った時に円の中心は県庁や市役所とは限りません。

中心地のルールは不明です。

厳密に中心点を決めたい方は、県名でも緯度/経度を使った方が確実です。

応用 「塗分け地図」と「マップのシェイプ」の使い方

塗分け地図

  • 国や州単位の塗分け

マップのシェイプ

  • 値で色の濃さを変更可能

塗分け地図はまだ正式に機能に入っていないので、プレビュー機能の「図形マップのビジュアル」を有効化します。

設定手順は下図を参照してください。

設定が終わりPower BIを再起動すると

  • 塗分け地図
  • マップのシェイプ

が視覚化パネルに表示されます。

「マップのシェイプ」で日本地図を使う

マップのシェイプのデフォルトは一部の国のみです。

残念ながら日本の地図はデフォルトで入っていません。

日本の地図を使うには地図情報をロードをします。

  1. 地図ファイルをダウンロード。
    TopoJSONファイルを利用できます。
    日本地図ファイル:japanTopo.json
    *Japan TopoJSONのサイトのデータです。元のURLはこちら
  2. 書式のシェイプから「マップの追加」を選択します。
    先ほど選択したJsonファイルをアップロードしてください。

出来たグラフはこちらです。

コメント

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