Power BI Proのダッシュボード作成を説明します。
この記事を読む事で具体的にPower BI Proで何をできるかがわかります。
携帯画面
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-16.png)
Power BI Proは有料バージョンのWebでダッシュボードを共有できる機能です。
無料バージョンとの違いについて知りたい方は、この記事を見てください。
レポートをWebに公開
Power BI Desktopで作成したレポートを開きます。
Power BI Desktopはパソコンにインストールして使う無料のソフトです。
ここではこの記事で作成したPower BI Desktopのレポートを使用します。
画面の右上にある「発行」ボタンを押します。
次にサイト一覧が出ますので、Power BIのレポートを置くサイトを選択します。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-17.png)
Webサイトへのレポート登録は以上でおしまいです!!!
さっそく作成されたWebサイトを見てみます。
左下のワークスペースから、レポートの発行時に選んだサイトを選択します。
「レポート」と「データセット」に先ほど発行したレポート情報が登録されます。
レポート
Power BI Desktopで作成した画面そのものが登録されます
こちらがレポートを表示した画像です
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-19-1024x726.png)
データセット
Power BIのレポートを作成時にCSVをインポートしました。そのCSVファイルがここに登録されます。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-18.png)
共有レポートを見れるのは、Power BI Proのライセンスを持った人のみです。
作成者ではなく参照者にProの権限が必要なので注意してください。
ダッシュボードの作成
次にダッシュボードを作成します。
Power BI Desktopで作ったのに、Webでまたダッシュボードを作るという事で、奇妙に感じると思います。
Power BI上では、Desktopで作成したのはレポートと呼びます。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-20.png)
クリック後、表示先のダッシュボードを指定する画面がでます。
ここでは新しいダッシュボードを選択して、「コロナ」という名前をつけます。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-24.png)
トップ画面に戻りダッシュボードを選択すると、コロナが追加されたことが確認できます。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-26.png)
次にダッシュボード内にタイトルを追加します。
ダッシュボードを開き、タイルの追加をクリックします。
そこから「テキスト ボックス」を選択します。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-27.png)
「コロナ速報」と入力して「適用」ボタンを押します。
これで文字だけの表示が追加できました。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-28-453x1024.png)
ブックの登録
次にExcelの内容をダッシュボードに表示させたいと思います。
業務担当者が手動で集めて作ったレポートを、ダッシュボードの一つとして公開すると考えてください。
一覧の画面に戻って「+追加」のアイコンをクリックします。
ファイルの「取得」をクリックします。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-30-1024x613.png)
どこからファイルを取得するかの画面がでますので、
ローカルファイルを選択します
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-32.png)
次に右側の「アップロード」を選択します。
Excelデータと書いてある左は、データのみのインポートです。
Power BIの「データセット」に取り込みます。
Excelファイルと書いてあるのは、Excel全体を取り込みます。
Power BIの「ブック」に取り込みます。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-33-1024x693.png)
実行後ブックを確認すると、Excelファイルが増えているのがわかります。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-34.png)
取り込みが終わったので、次にダッシュボードに表示させます。
Excelをクリックして開いた後、右の画びょうを選択します。
そして表示させたい部分を選択します。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-36.png)
選択後、表示先のダッシュボードを聞かれるので、既存のダッシュボードからコロナを選択します。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-37.png)
スマホ用の画面を確認
ダッシュボードを見ると今まで取り込んだ3つが表示されています。
・感染者数合計
・タイトル
・Excelの内容
この画面を整えます。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-38.png)
右に表示切替の画面があるので、スマホを選択します。
スマホ画面が表示されますので、同様に表示を整えます。
右側にタイルがある場合は、画びょうをクリックすることで、表示対象に変更できます。
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/image-40.png)
スマホで見てみよう
作成した画面をスマホで確認します。
スマホアプリは下記よりダウンロードできます。
次のがスマホから見たダッシュボードとレポートの画面です。
ダッシュボードのタイルをクリックするとレポート画面に移動します。
スマホ画面
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/Screenshot_20200610_210101_com.microsoft.powerbim-1-576x1024.jpg)
レポート画面
![](http://www.katalog.tokyo/wp-content/uploads/2020/06/Screenshot_20200610_203921_com.microsoft.powerbim-1024x576.jpg)
まとめ
Power BI Desktopでレポートを作成し終われば、Webサイトへの登録は簡単にできる事がわかったと思います。
・ダッシュボードはパソコンの画面だと味気ない。
・スマホでもレポートの画面は見れますが、操作しにくい。
など特性がわかったかと思います。
作成する際はターゲットを明確にすると喜ばれやすいです。
パソコンを操作する人が対象なのか、それともスマホを操作する人なのかで、作り方が変わってきます。
今回の方法は、データを変更するたびにレポートをアップロードする必要があるので、少し不便です。
自動化するためにはデータの接続について勉強する必要があるので、次はデータの接続方法について説明します。